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タイプ別の便秘

便秘は、多くの女性が抱えるトラブル。「便が出ない」だけでなく、肌荒れやニキビ、口臭に悩まされたり、肩こりや疲れなどの不調も起こりやすくなります。便秘にはいくつかタイプがあるのでタイプ別にご紹介します。

~敏感腸タイプ~

敏感腸タイプ

腸の蠕動運動が強くなりすぎて、痙攣を起こすタイプ。痙攣によって腸が激しく収縮するため、便が粉々になって出にくくなります。ストレスで腸が緊張する人、やせ気味で腸が納まりきらない、または腸が長すぎて下垂している人などに多くみられます。下痢と交互に起こることもあり「痙攣性便秘」とも呼ばれます。

●おなかの痛みや不快感がある

●便がコロコロしている

●便秘と下痢を繰り返すことがある

●やせて体力がない

●精神的な緊張が多い

【敏感腸タイプの対策】

・腹式呼吸でリラックス

意識的にゆったりとした腹式呼吸を行うと自律神経のバランスが整い、リラックスして腸の緊張もほぐれます。ポイントは「横隔膜」を上下に動かすこと。横隔膜が動くことで腸へのマッサージ効果も期待できるといわれています。らくな姿勢でおなかをへこませながら、口から「ふーっ」と静かに息を吐き出し、吐ききったら軽く口を閉じ、おなかをふくらませながら鼻からゆっくり息を吸い込みます。これを10回ほど続けます。

・刺激物はNG

腸を刺激するアルコール、炭酸飲料、香辛料などはNG。腸の緊張や痙攣が高まって逆効果です。消化の悪いもの、熱すぎるもの、脂肪の多いものも控え、生ものは煮たりゆでたりして、柔らかく調理してから食べるようにしましょう。

・充分な睡眠、休息を

ストレスを解消して、腸の緊張をほぐすことも大事。睡眠や休養を充分にとり、心身の疲れを癒しましょう。疲れがとれて元気を取り戻すと、ストレスに強くなります。なお、「笑い」にはストレスホルモンの分泌を減少させる効果も。ビデオなどで思いっきり笑うのもいい方法です。

 

~なまけ腸タイプ~

なまけ腸タイプ

大腸の動き(蠕動運動)が弱っているために、便が腸の中で停滞してしまうタイプ。とどまっている間に水分がどんどん吸収され便が硬くなってしまうので、ますます便の動きが悪くなる、という悪循環に。それによって便秘が助長されてしまいます。運動不足や筋力の弱さが主な原因。「弛緩性便秘」と呼ばれます。

●便意をあまり感じない

●便が硬くて太い

●残便感がある

●市販の下剤をのんでも痛みを伴わない

●運動不足ぎみ

 

【なまけ腸タイプの対策】

・スパイスで腸に刺激を

このタイプでは、食事で腸に刺激を与えるのも効果的。唐辛子やわさび、カレーに使われるスパイスは、腸の刺激になって蠕動運動を促します。適度なアルコールやカフェインも同様の働きをします。

 

・便座に座ってマッサージ&ツボ押し

便意がなくても、朝食後のトイレタイムを習慣に。その際、左下腹部のS状結腸あたりをもみほぐし、排便を促しましょう。また、便秘に効果のある「大腸兪」のツボを刺激すると効果的。骨盤の上端の高さで、背骨の両わきにあるポイントを両手親指で押します。腰と同じ高さくらいの背中を全体的にマッサージしてもOKです。

 

~無反応腸タイプ~

無反応腸タイプ

便が最終的に直腸にたどりつくと、その信号が脳に届いて便意が起こります。このときに便意を我慢したり、タイミングを逃すことが習慣になるとしだいにこの排便のリズムが乱れてしまいます。腸の反応が悪くなって、直腸に便があるにもかかわらず便意を催さなくなってしまうのです。生活習慣が主な原因で「習慣性便秘」と呼ばれます。

●便意をあまり感じない

●便がコチコチにかたい

●痔がある

●朝はいつも忙しい

●外出先では排便できない

 

【無反応腸タイプの対策】

・起き抜けに一杯の水を

目覚めてすぐ、起き抜けに水を飲むと胃への刺激による反射(胃・結腸反射)で腸が目覚め、蠕動運動が活発になって便意が起こりやすくなります。便秘で硬くなった便への水分補給にも有効。ミネラル豊富な天然水も便を適度に軟らかくして排便を促します。

 

・我慢は禁物

便が直腸に入るとその信号が脳に伝わり、自然に便意が起こって排便が促されます。このしくみを「直腸・結腸反射」といいますが、便意を我慢していると神経が鈍くなり便意を感じなくなってしまいます。便意が起きたら我慢は禁物。途中で便意が消えてしまってもトイレに入る習慣を。

 

・便意が起こるところを見つけよう

人によっては本屋や図書館に行くと便意を催す場合もあります。そんなふうに、自分なりに便意が起こる場所を見つけておくと安心。精神的な緊張があると便秘になるくらい、腸は心に敏感な臓器。「ここに行けばOK」という場所がひとつあると暗示効果も加わって、スムーズな排便につながります。

「便秘」~まとめ~

 

便はこうして作られる!

胃から送られてきた食べ物は、まず小腸で、ほとんどの栄養分と水分の約80%が吸収され、残りが大腸へと運ばれます。大腸を通過するうちにさらに残りの水分が吸収され、固形化していきます。腸が伸び縮みを繰り返しながら消化物を送っていく働きを「蠕動運動」といいますが、そのあいだに栄養と水分を搾り取られた「かす」が便となって肛門から排泄されるのです。

 

【女性に便秘が多いのはなぜ?】

女性ホルモンのひとつである黄体ホルモンには、大腸の蠕動運動を抑制する働きがあります。そのため、分泌量の増える生理前には女性は便秘になりやすくなります。さらに、ダイエットをしている人が多い、化粧などの身支度に時間がかかり朝のゆとりが少ない、男性より筋力が弱く腸壁も薄い、などの理由で便秘を招きやすくなります。

 

【便秘対策:基本の3か条】

1、朝はゆっくり、食事&充分なトイレタイムを

朝は排便のために最良のタイミング。からっぽの胃に食べ物が届くと「胃・結腸反射」といって、その刺激で腸には急激な蠕動運動が起こります。寝ている間に胃が空になるため、朝はこの反射がもっとも起こりやすいのです。朝食はしっかりとって、排便を促しましょう。ゆったりとした気分で食べると副交感神経が優位になり、腸の働きがより活発になります。また便意が起きたら気持ちよく排便できるよう、トイレタイムを充分に確保しておくことも大事です。

 

2、に海藻、2にきのこ、3に根菜…食物繊維をたっぷりとろう

「サラダをたっぷり食べているから食物繊維は大丈夫」と思っていませんか?生野菜はかさのわりに、食物繊維量があまりとれません。いちばんのオススメは、わかめやひじき、もずく、めかぶ、ところてんなどの海藻。ミネラル類も豊富でお通じをよくします。2番目はしいたけ、しめじ、まいたけなどのきのこ類。3番目はごぼう、にんじん、大根、れんこんなどの根菜類です。

 

3、腸内の善玉菌を増やそう!1日200gのヨーグルトがカギ

腸内の善玉菌を増やすのも大事な対策のひとつ。善玉菌は糖質や食物繊維をえさにして、乳酸や酢酸などの有機酸を作り出し、腸内を酸性にします。この酸によって腸が刺激され、蠕動運動が活発に。善玉菌の代表は「乳酸菌」。乳酸菌入りのヨーグルトを続けてとることで腸内環境を改善することができます。1日200gを目安にして、毎日の習慣にしましょう。

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