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適応症状
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昼は交感神経優位で、夜は副交感神経優位がいい
自律神経は体の2大制御機能で、交感神経と副交感神経からなります。交感神経は心と体を活動的にし、緊張を保てる状態にする神経で、一方、副交感神経はリラックスして体を復活させる状態にする神経です。この2つのバランスをとることで健康を維持できます。
一日の流れで見ると、起床から昼間は交感神経優位で積極的に活動し、夜から睡眠中が副交感神経優位になって、体のメンテナンスが行われ、脳や心は一休みするのが自然なサイクルです。
昼間も、交感神経優位が続くと、緊張によって血流が悪くなり、脳が疲れてしまうので、90分サイクル程度で緊張をゆるめ、自律神経の波を作ることも大切です。このリズムが乱れると睡眠中にも脳が休めず、体の再生などに支障をきたしやすくなります。
私たちの体には、24時間サイクルで暮らすための時計遺伝子という仕組みがあります。
これは、朝が来たから活動モードに、夜が来たから睡眠モードにと指示してくれる大切な存在です。
不規則な生活を続けていると、自然な自律神経の切り替えが阻害され、次第に体調に影響が出ます。体の再生ができないために老化や病気の原因になってしまうので注意が必要です。特に毛細血管は自律神経の影響を最も受けやすい組織。老化が気になり、血流が悪いと感じたら、まず、生活を見直してみてください。
「気」とは、体の中をぐるぐると循環しているエネルギーのこと。
東洋医学では、心が元気をなくしてしまった状態を「気の変調」ととらえ、気が滞っている「実=イライラタイプ」と、気が不足している「虚=落ち込みタイプ」の2タイプに分けて考えます。
気が滞る「実」(イライラタイプ)は、つねに時間に追われていて、家事や仕事が山積み、といった心の余裕がない状態のときに起こりがちです。気が滞ることによって感情のコントロールがきかなくなるため、怒りっぽくなったり落ち込んだり、と気持ちの浮き沈みに悩まされます。
一方、気が不足し、ちょっとしたストレスでくよくよと落ち込んでしまう「虚」(落ち込みタイプ)は女性に多く、ささいな悩みが頭から離れなかったり、少ししかられたことで立ち直れないくらい傷ついたり。まさに「心の免疫力が落ちた状態」の人です。
「落ち込みタイプ」の人が増えている背景には、慢性的な疲労や生理不順、更年期によるホルモンバランスの乱れ、食生活の乱れ、睡眠不足などさまざまな要因が複雑に絡み合っています。
性格でいうなら、面と向かって言いたいことを言えない、嫌いだなと思う相手にも無理して笑顔で接する、というふうに「本音に反する行動」をとり続けている人が多いもの。自分の行動に矛盾を抱えたり、うっぷんがたまっても「愚痴をいうのはいけないこと」という思い込みが強く、身近な人にもなかなか弱音を吐けないので、どんどんストレスを内側に溜め込んでしまいます。
力を抜いてリラックス。目を閉じ、頭をからっぽにして、自分の呼吸にだけ集中するようイメージします。口を軽く閉じて、「新鮮な酸素を取り込むぞ~」という気持ちで、もう吸い込めない、というところまで鼻から息をゆっくり吸い込みます。
両手を、おへその下にある「丹田」(気の集まるところ)を押さえるようにすると、呼吸に集中しやすくなり、より多くの気を取り込むことができます。
心身症は、心の病気ではないといわれています。
病気は気からということわざがあるように、ストレスは体に様々な悪影響を及ぼします。心身症とは、まさしく気から起きたからだの病気の総称です。
心という文字がついているためか誤解されることが多いのですが、心身症は決して、心の病気ではありません。胃潰瘍や高血圧、不整脈などの「体の病気の発病や経過に、ストレスなどの心の問題が密着に関わっている状態」が心身症です。そのため、治療の際には、「体に現れた症状の改善をする」アプローチだけでなく心理面からのケアも必要です。
「がんばり屋」「仕事中毒」「模範的」「自己正義的」「真面目」「他人に気を使う」「いやとは言えない」
神経症とは、通常、誰もが感じているような不安や心配が著しく高じた心の状態と、それによってもたらされる様々な症状を総称した病名です。
健康な人の心理状態の延長線上にある、心の病気、で、人それぞれの性格や生活経験が大きく影響して発症する病気です。
神経症と混同されやすい病気に心身症があります。どちらも、誰もが抱える可能性のある心理的ストレスが関係する病気で、心身症は心の問題が症状として現れることが特徴ですが、神経症でも同様に胸の痛みや胃痛など、体の症状が現れたりします。体に症状が出ることは共通ですが、基本的には、神経症は、心の病気、神経症は、体の病気、と位置付けられます。神経症は、実際に身体の症状があっても、検査をしてみると、特に異常が見当たらないのが特徴です。
「うつ病」とは、気分が落ち込んでしまうために、日常の生活や社会的活動に支障をきたしてしまう状態のことをいいます。誰でもかかる可能性あることや、こじらすとやっかいなことなどから、心のカゼともいわれています。ただしカゼは万病の元というように、心のカゼ、であるうつ病も早めの対処が重要です。
気持ちがふさいで憂うつになること(抑うつ状態)は、誰にもあります。そうした暗い気分を処理することできずに、ひどく落ち込んでしまうのがうつ病の始まりです。
しかし、単なる気分の落ち込みと、うつ病を区別することは、とても難しいことです。
その2つの問に境界線はなく、連続線上にあって、どこからが病気だとはなかなか決められません。うつ病は、誰もがかかる可能性のある心の病気といえます。
激しい動悸・頻脈、息苦しさ、過呼吸、「このまま死ぬ」という瀕死恐怖が突然襲い、吐き気やめまい、手足のしびれ、冷や汗、恐怖を伴う強い不安感などが併発することもある発作です。
パニック障害だけでなく特定恐怖や対人恐怖の患者が恐怖の対象にさらされて起こす場合もあります。
一回の発作は通常30分、長くても1時間以内に自然に消えます。しかし、繰り返し起こりますから注意が必要です。
呼吸や心臓などをつかさどる「自律神経」へストレスが加わることによって、体の各器官の調節が悪くなってしまう状態のことを「自律神経失調症」といいます。
自律神経失調症の症状は、人によって異なりますが、よく見られる症状は、倦怠感、めまい、手足の熱感、冷感、そして、イライラや不安感、集中力の低下、無気力などの精神的な症状が出る場合もあります。
症状が現れたと思うとしばらくして消えてしまうことがあります。このような症状が定まらない状態を「不定愁訴」といいます。
自律神経系の不定愁訴をもたらすのがストレスになり自律神経失調症となります。
日常で良く「ストレス」という言葉を使います。しかし、ストレスは目に見えるものではありません。
ストレスからくる身体の不調として、主に自律神経失調症のような症状(倦怠感、易疲労性、頭痛、動悸、めまい、胸の痛み、呼吸困難、肩こり、食欲不振、動悸、ほてり、嘔気、腹部膨満感、便秘、下痢などの胃腸症状や生理不順など)があっても、適切な検査を行っても症状を裏付けるような所見を認められない場合の診断名を、身体表現性障害といいます。
心という文字がついているためか誤解されることが多いのですが、心身症は決して、心の病気ではありません。胃潰瘍や高血圧、不整脈などの「体の病気の発病や経過に、ストレスなどの心の問題が密着に関わっている状態」が心身症です。そのため、治療の際には、「体に現れた症状の改善をする」アプローチだけでなく心理面からのケアも必要です。
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