自律神経失調症を改善するための大きなポイントは、

①十分な睡眠時間の確保

②悪い生活習慣の改善

③考え方を変える、の3点です。

 

①十分な睡眠時間の確保

≪日常生活リズムの乱れが自律神経のバランスを崩す≫

私たちの生活は、「食事」「睡眠」「仕事・学習」「休養」「運動・遊び」の5つの要素に大きく分けられます。そして、1日3回の食事、1日6~8時間の睡眠を中心に、1日を周期とする規則的な生活リズムができています。

しかし、自律神経失調症の方の中には、この日常生活リズムが崩れている人が少なくありません。人間の体は、一定の身体リズムである体内時計に従って動いているため、生活のリズムが乱れると、やがて自律神経のバランスも乱れてしまいます。

 

≪睡眠時間を十分とって生活のリズムを整える≫

日常生活のリズムを正すために、まず睡眠のリズムを整えましょう。

睡眠と食事は、生命そのものを維持するために必要不可欠なものです。睡眠と食事がいい加減では、健康を維持することはできません。

仕事が忙しくて2~3時間しか睡眠時間が取れなかったり、不規則になりがちだったり、あるいは不眠症で何日も眠れないなど、睡眠不足の理由は人によって違います。しかし、本来の生活リズムを取り戻すためには、毎日決まった時間に就寝・起床して、十分な睡眠時間を確保することが第一です。

 

②悪い生活習慣の改善

≪偏った生活習慣がストレスを生む≫

また、上記の5つの要素を、バランスよく生活習慣の中に配分することも大切です。どれかが多すぎたり少なすぎたりして偏ると、さまざまなストレスが生じてきます。

特に、自律神経失調症になる人の多くは、「休養」と「運動・遊び」が不足して、「仕事・学習」が過剰になっているケースが少なくありません。

自分の日常生活に不足しているもの、あるいは負担が大きすぎるものはないか、自分の生活習慣を見直してみる必要があります。

 

≪生活習慣を変えて生活のバランスを整える≫

現在の生活習慣がストレスを生み、その結果いろいろな症状が引き起こされるのですから、生活習慣を変える努力をしてみましょう。

たとえば、過去にスポーツを楽しんでいた人が、仕事や結婚、出産などでスポーツをやめると、それが原因で体の調子を悪くする人が多いものです。そういう人は、以前の生活スタイルに戻してみる、または近づけてみるのも1つの方法です。

生活習慣を変えることは簡単なことではないですが、現在の自分に不足しているものがあれば補い、過剰なものがあれば抑えるように心がけてみましょう。

仕事にせよ運動にせよ、過剰であっても不足であっても心身に害をもたらします。何事も“適度”が肝心です。

 

 

③考え方を変える

≪症状にとらわれるよりも、考え方を変えてみる≫

生活習慣を変えるためには、現在の自分の症状にこだわらないことも重要です。症状にこだわっていると、「ひざが痛むからスポーツができない」「頭が痛いから外に出たくない」と自分で行動を制限してしまい、現状から抜け出すことはできません。

痛みや不快感などの症状が続くのは、確かにつらく、苦しいものですが、治療を受けてもすぐに症状がなくなるとは限りません。「しばらくは症状と付き合っていこう」と考えを変えてみることをおすすめします。

人間の体というのは不思議なもので、症状を意識していると、しだいにその症状が強くなることがあります。

反対に他にことに集中していると、症状が軽くなることも少なくありません。症状をなくそうなくそうと焦るよりも発想を転換して、症状とうまく付き合いながら生活していこうと覚悟すると、それだけで症状が和らぐことがあります。

 

 

≪ライフスタイルを改善するための3つのキーポイント≫

自律神経失調症に限らず、日常生活のバランスやリズムの乱れが大きく影響している病気は少なくありません。

そのようなケースでは、病気そのものの治療も必要ですが、ライフスタイルを改善することが大切です。

ちょっとした心がけ1つで体の調子を整えることができます。

ライフスタイルを改善するためのポイントは、次の3点です。

①十分な睡眠を確保する

②ストレスを生むような生活習慣を改める

③考え方を変えてみる

 

☆ここがポイント

≪不適切な生活習慣が、さまざまな病気を引き起こす≫

日常生活のリズムやバランスの乱れなど、よくない生活習慣が引き起こす病気は、自律神経失調症だけではありません。

高血圧症や糖尿病なども、食事の偏りや不規則な生活、過労が原因になります。

かつては、病気というと感染症疾患が多かったのですが、現在では、日常生活のゆがみやかたよりが要因の慢性疾患が大きな問題となっています。

 

轟はり灸治療院では自律神経を調節する治療を行っております。

詳しくはお尋ねください。