東洋医学では、体が冷えやすいとは単なる「体質」ではなく「病」と考えます。

 

なので「冷え性」ではなく「冷え症」と書くのです。

実際、冷え症は肩こり、腰痛、生理痛をはじめ、あらゆる病気や不定愁訴の原因にもなります。

 

≪「気・血・水」のバランスが崩れると冷え症になります≫

東洋医学では、体を健康に保つには「気・血・水」の3つのバランスよくきちんと循環することが不可欠と考えられています。

 

「気」は心身の活動に必要不可欠なエネルギー、「血」は血液「水」は血液以外の体液を表します。

 

このうちの1つでも働きが悪くなると、すべての循環に支障が出て、冷え症をはじめとするあらゆる病気や不調の原因になるのです。

 

≪生理に伴う症状も冷えが原因で引き起こす≫

全身の血流に影響を与えるため、さまざまな不調を引き起こす冷えは一見まったく関係ないように思われる頭痛、肩こり、吹き出物なども実は冷えが原因かもしれません。

 

生理痛や生理中に現れる腹部の張り、便秘、下痢などの症状もすべて冷えが大きな要因と考えてよいでしょう。

冷えを改善すると、生理時の悩みが軽減します。

 

 

≪首の後ろ、お腹、腰、足首は特に温めるよう意識して≫

さまざまな体のパーツの中でも、特に冷やしてはいけない場所があります。

それが、首の後ろ、お腹、腰、足首の4ヵ所です。

 

首の後ろは太い血管が通っているので、温めることで全身に血液が巡るようになり、お腹や腰を温めると臓器の働きが活発になり、代謝機能が活性化します。

 

また、足先が冷えやすい人は特に足首を温めるのが効果的です。