回復期に軽い運動を取り入れたり、適切な食事で十分に栄養を補給することも、うつ病に一助となります。

また、カウンセリングが治療に役立つケースもあります。

 

≪うつ病に対する運動の効果≫

適切な運動は脳内の神経伝達物質の機能を改善すると考えられていて、うつ病の回復を助ける効果が期待できます。

特に、回復期にある人が、ゆったりとした持続的な呼吸をともなう有酸素運動を行うと有効なようです。

なかでもウォーキングは、体への負担が少なく、治療効果の高い運動といえるでしょう。

 

うつ病治療の初期には心身を十分に休めることが重要なので、症状が安定してから開始します。

毎日続けることが理想的ですが、運動が義務とならないよう、気分のすぐれない日は休む、症状の回復に合わせて運動量を増やすなど、無理のないペースで取り組みましょう。ただし、重症のケースで運動は禁物です。

 

≪うつ病の治療と食事の関係≫

うつ病の治療食というのは特になく、栄養バランスのよい食事を規則正しくとることが基本となります。

食欲が減退したときには、献立や盛り付けの工夫をはじめ、家族の方は十分な配慮をしてください。

回復期には、大福やチョコレートなど、普段は口にしないような甘いものを欲したり、過食する場合があります。

また、5~10㎏の体重増加を招くケースもみられます。どちらも一過性で、うつ病の回復とともに解消されてきます。

 

≪患者さんの精神的成長を援助するカウンセリング≫

患者さんと治療者との間で行う面接や支持療法などを含めて「カウンセリング」と呼ぶこともありますが、厳密にいえば、医学の分野で生まれた精神療法と、教育の分野で生まれたカウンセリングは異なるものです。

カウンセリングの基盤には臨床心理学があり、専門知識と技法を身につけた臨床心理士(カウンセラー)によって実施されます。

精神療法の場合、こころの症状を取り除くことに主眼がおかれますが、カウンセリングでは、精神的トラブルを抱えた患者さんのこころの成長・発達を重視します。

 

カウンセラーは、患者さんの語る悩みや葛藤にじっくりと耳を傾け、批判や助言をすることなく、本人自身で問題を解決できるようにはたらきかけます。

うつ病でも、神経症に近いケースなどに対して行われています

 

千葉市稲毛区にある轟はり灸治療院では、 心療内科の治療も行っています。

どうぞお気軽にご相談ください。