≪からだの症状や自殺への配慮が不可欠≫

高齢者がうつ病になると、ささいな体の不調にこだわり、重い病気ではないかと過度に心配することがあります。

 

身体面には、食欲低下や睡眠障害の他、頭痛などのからだの痛み、疲労感や全身倦怠感、消化器症状などが多くあらわれます。

身体症状にうつ病が隠れてしまうことも少なくないので、背後のうつ病を見逃さないようにしなければなりません。

 

高齢者は、うつ病とからだの病気を合併する場合も多く、治療時には十分な配慮が求められます。

身体疾患のある人がうつ病を併発すると、意欲の喪失から身体疾患の治療に支障をきたしやすくなり、どちらの病気も悪化させてしまう可能性が考えられます。

 

脳動脈硬化症などが重なった場合は、抑うつ症状が強くあらわれ、うつ病が慢性化する傾向もみられます。

このため、各診療科が連携した心身両面のサポートが必要です。

 

老年期のうつ病は、症状が長引きやすい傾向があります。また、心身の不調があらわれても「家族に迷惑がかかる」「老化現象だから仕方がない」などと考えて、専門医の診察を受けない人も少なくないようです。

 

うつ病の高齢者には、生活上の不安も孤独感もあいまって、自殺をはかるケースがよく見られます。

実際、自殺者全体の4分の1近くを高齢者が占め、しかもうつ病によるケースがほとんどだとされます。家族や周囲の人には、高齢者の健康状態に対する配慮が欠かせません。

 

千葉市稲毛区にある轟はり灸治療院では、 心療内科の治療も行っています。

どうぞお気軽にご相談ください。