≪症状の現れ方は1日のうちで変化する≫

前回までにあげたさまざまな症状は、午前中に強くあらわれ、夕方にかけて軽減してくる傾向がみられます。

1日の中で症状が変化することから、この傾向を「日内変動」と呼んでいます。

 

朝、気分がふさぎ込んで起き出すことができず、不登校や出社拒否につながるケースも少なくありません。

 

また、毎朝決まって目を通していた朝刊を開く気がせず、それがきっかけでうつ病の発症に気づくこともあるのです。

 

≪コラム:軽症うつ病の特徴≫

軽症うつ病は、こころが「健康」と「病気」の境界にあるような状態で、なかなか自覚しづらいものです。

 

しかし、注意深く観察すると、必ずうつ病のシグナルが見つかります。

一過性のものと明らかに違う軽度の抑うつ気分が、1年も2年も慢性的に続きます。

自信の喪失や集中力の低下を招き、不眠や食欲不振などが慢性化します。

 

自分にとってはそれが「ふつう」の状態に思えてくる点も、なかなか治療を開始できない一因となります。

不眠障害などの身体症状を伴うケースがほとんどで、精神症状より身体症状の方が前面に出ていることも少なくありません。

軽症で気力が残っているだけに、自殺には十分な注意が必要です。

 

千葉市稲毛区にある轟はり灸治療院では、 心療内科の治療も行っています。

どうぞお気軽にご相談ください。