≪ものごとに対する興味や関心、意欲が減退する≫

自分自身や周囲の物事に対する興味、関心も希薄になってきます。たとえばいつも身ぎれいにしていた人が服装を気にせず熱中していた趣味に興味を示さなくなってきたら、背後にうつ状態が潜んでいるかもしれません。

外出を避けて室内に閉じこもり、人に会いたがらなくなるケースもよく見られます。行動を起こそうという意欲も低下して、「気力がわかない」「根気が続かない」といった言葉がしばしば口をつくようになります。

何をするのもおっくうに感じられ、入浴や着替えなど普段は当然のように行っていたことも面倒になってくるのです。

仕事の能率は低下して同じ内容の作業をこなすのにそれまでよりも2倍、3倍と時間がかかります。はた目には怠けているようにも見えるため、周囲の人はやたらと励ましたりつい叱責しがちです。

しかし、本人には「やらなければならない」という強い気持ちがあるため周囲の叱咤激励によってかえって落ち込んでしまいかねません。

 

≪思考のペースや内容に変化が生じる≫

思考のペースがゆっくりとして、考えがまとまりにくくなるため、決断力や判断力が低下し、優柔不断になってきます。

たとえば、会議などで意見を求められても、すぐには答えられず、言葉に詰まってしまうことがあります。

記憶力が低下して物覚えが悪くなったように感じたり集中力が欠けて簡単な計算ができなくなる人もいます。

考える内容にも変化が生じ、現実にもありえないことを事実だと確信する「妄想」が見られるケースもあります。

実際にはそのような状況に置かれていないのに、「取り返しのつかない罪を犯してしまった」「不治の病に罹っているのに違いない」「お金がすっかり無くなって経済的に追い詰められている」といった思いにとらわれてしまうのです。

このほか口数が減ったり話すときに声が小さくなる点も特徴です。感情、意欲、思考の面にあらわれる典型的な症状に離人症状や強迫症状を伴うこともあります。

 

千葉市稲毛区にある轟はり灸治療院では、 心療内科の治療も行っています。

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